矢沢あいおすすめの漫画ランキング

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矢沢あいおすすめの漫画ランキング

まず絵が好きです。小学生の頃リボンという少女漫画雑誌をよく買っていたのですが、矢沢あい先生の絵だけは他の作品とまったく違うタッチの絵でどこか大人っぽさを感じていました。よくあるキラキラの目ではなく、輪郭などもどことなくリアルな感じに書いてるのですが、それでも可愛く見えるのが幼い頃から惹かれています。矢沢あいさんのおすすめの作品をランキング形式でご紹介します。

 

 

第5位.矢沢あい「下弦の月」

矢沢あい「下弦の月」がおすすめの理由

矢沢あい先生の作品にしては、ダークな雰囲気のお話なのですが読むところどころに、ツッコミどころや笑える箇所があり好きです。また登場人物に小学生を入れているところも新鮮な作品です。矢沢あい先生の作品のほとんどは高校生から大学、社会人になるにつれての恋愛ストーリーが多いのですが、下弦の月に関しては交通事故に遭ってしまった主人公とこの小学生の少女蛍ちゃんとのつながりが鍵となっており、他の作品とは一味違う点がとても好きです。また小学生の少女蛍ちゃんもとても可愛く、幼い頃ファッション等マネることもありました。下弦の月は、この蛍ちゃんの世界と主人公美月の世界が舞台となるのですが、蛍ちゃんの友人の家庭環境のことなども触れており、当時小学生だった私は身近な話にも感じれました。この話のベースにアダムとイブをひっかけているところも魅力的です。どこか、運命のつながりを思わせてくれる恋愛は憧れましたし、ときめきました。またこの作品は映画化もされており、栗山千明さんが私の中で主人公美月のイメージどおりでして、期待以上の映画となってました。なので映画もお勧めです。

 

 

第4位.矢沢あい「Paradise Kiss」

矢沢あい「Paradise Kiss」がおすすめの理由

こちらの作品は少々大人向けな作品ではありますが、恋愛ストーリーとしてはとても純粋で憧れる話でした。恋愛経験の少ない主人公紫は平凡な毎日に飽き飽きしており、そんな中突然モデルとしてスカウトされ今までとは一変した生活を送ることになる話です。何よりも、登場人物の譲二がかっこいいです。見た目も素敵ですが、紫を想う気持ちが泣けるほど素敵です。好きな女性に一途に素直に求める気持ちに読んでいる当時はときめいていました。またこのParadise Kissはファッションの話なので、洋服がとてもオシャレで可愛いです。いろんなジャンルの服を取り扱っており、登場人物たちも見たことないようなファッションで現れたりするので、洋服好きにはたまらない作品だと思います。この作品は紫と譲二の恋も気になりますが、もう一組実和子と嵐の恋も読んでて楽しいです。仲良しな二人のイチャイチャがみていて恥ずかしいようなうらやましいような気持ちになります。また矢沢あい先生の作品にしては珍しく、実和子は甘えキャラな女の子なのでそのあたりも他の作品とは違う点かと思います。

 

 

第3位.矢沢あい「ご近所物語」

矢沢あい「ご近所物語」がおすすめの理由

ご近所物語は私の中で恋愛のいろはを教えてもらったような作品です。実果子がとにかく可愛いです。見た目もそうですしファッションと、性格はわりと強めな女の子です。幼馴染との恋という点でも私が憧れる恋愛ストーリーです。幼馴染のツトムが常時おさるさんのように変わったりしてそこがまた可愛いですし、ツトムのキャラクター性をよく感じられました。よくあるはっきりした女の子と優しい男の子といったところでしょうか。幼馴染なので恋愛に発展するその展開にもドキドキしました。また、恋愛とは別に実果子のファッションへの夢の話も盛り込まれており、自分の夢をはっきりもっている主人公に憧れる私がいました。冒頭で恋愛のいろはといったのですが、この作品は幼馴染の二人が途中から恋人同士になっていくので、恋愛のススメといっても過言ではないと思います。まさに、学生の恋というかんじでした。ご近所物語でも、主人公の恋愛の他にも、その周りでいろいろな恋愛が動いていきます。三角関係などもあり、そのあたりも思春期の私は読んでいて楽しかったですし、ときめきました。お勧めです。

 

 

第2位.矢沢あい「NANA-ナナ-」

矢沢あい「NANA-ナナ-」がおすすめの理由

現在矢沢あい先生が体調不良のため休刊してますが、十分今までのストーリーでも楽しめるお勧めな作品です。二人のナナという女性の人生を描いたお話ですが、名前と年齢が同じで同じタイミングで上京するところが二人の出会いになります。同じ名前の二人ですが性格も男関係も全く違う二人で、どちらかというと奈々のほうが親近感がわく女性で、ナナのほうは憧れるような女性です。二人が一緒に住むようになってからは、各々の生活環境や夢、仕事恋愛が交わってお互いの関係性が変わっていってしまう流れもあるのですが、どんなにお互い傷つけても、ストーリーのどこかでお互い支え合っているのが素敵な友情の話です。矢沢先生の作品の中でここまで、女性同士をメインにしたのがなかったので、そこも楽しいです。一般的なOLの奈々とバンドで成功するナナの対照的な光と影が、誰もが他人の成功をうらやむのに共感できると思います。そして、そのうらやむ気持ちからストーリーがどんどん展開していくのですが、後半になるにつれ涙なしでは読めません。とにかくたくさんの登場人物の人間性が盛り込まれているので、今までの矢沢先生の作品の中で最も濃い作品だと思います。

 

 

第1位.矢沢あい「天使なんかじゃない」

矢沢あい「天使なんかじゃない」がおすすめの理由

この作品が私の中で1位です。なんと言っても、純愛ストーリーに胸が打たれます。人気者の主人公翠と一匹狼の晃の恋はときめきと憧れでしかありません。何度読んでも飽きないです。二人は付き合うのですが、いろいろなことが重なり別れてしまいます。その別れた後の二人の友人としてふるまおうとする気持ちや、好きな気持ちを抑えきれないシーンは学生のころ読んでいた私には涙でしかありませんでした。今でもこんな高校生活を送れたらどんなに楽しいのだろうと思うくらい、憧れます。また、矢沢先生の作品にはよくあるのですが、些細なところに笑いを入れているのでこの作品はそれをよく感じられます。翠と晃の恋の他にも、まみりんと滝川マンの恋も楽しめます。周りから浮き気味のまみりん(間宮裕子)が翠と生徒会でかかわることによって、少しずつ女の子らしく素直になっていくところは可愛すぎます。学校一モテ男の滝川マンを、クールなまみりんがどうやって虜にするのか、恋愛の勉強にもなると思います。そして最後はみんなハッピーエンドになるところが、また泣けてきます。それだけ、登場人物一人一人が困難に奮闘するので、最後は翠のとびっきりの笑顔でこの作品が終えられていることが読んでもスッキリできる楽しいところです。

 

 

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