高橋留美子おすすめの漫画ランキング

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高橋留美子おすすめの漫画ランキング

サンデー(だけではありませんが)を代表する作家の1人で、とにかく明るく楽しく読める作風が大好きです。ほとんどの作品に恋愛要素があるので、女性が読んでもしっかり楽しめる作りになっており、それも魅力の1つだと思います。高橋留美子さんのおすすめの作品をランキング形式でご紹介します。

 

 

第5位.高橋留美子「めぞん一刻」

高橋留美子「めぞん一刻」がおすすめの理由

主人公は苦労を背負い込んでしまいがちな体質の大学生・五代裕作。五代の住むおんぼろアパート一刻館に未亡人の音無響子が管理人としてやってきます。響子は亡き夫に対して操を立てており、裕作の恋心に気付きながらも2人の恋は進展しません。響子は裕作の他にテニスクラブのコーチの三鷹からも言い寄られるのですが(美人なので)もちろん、そちらに対してもはぐらかしています。時はたち、裕作への気持ちに気付いた響子は裕作と一線を越える決意をしますが、今度は裕作が響子の亡き夫である惣一郎に遠慮してしまい失敗してしまいます…。未亡人への恋で難しい部分がよく表せていたと思います。それでも、この出来事で2人はお互いの気持ちを再確認することができました。三鷹はお見合い相手とうまくいき、ライバルもいなくなり、2人は一刻館で2人きりになった夜、ついに結ばれるのでした。響子の告白がとても可愛くて良かったです!また、忘れてはいけないのはめぞん一刻に登場する他の住人たちです。みんな非常に味があり、彼らの応援が1つの見どころだと思います。未亡人との恋にドキドキさせられっぱなしの本作。子供から大人まで楽しめる作品だと思います。

 

 

第4位.高橋留美子「犬夜叉」

高橋留美子「犬夜叉」がおすすめの理由

壮大なファンタジー作品です。主人公は半妖の犬夜叉とヒロインの日暮かごめ。かごめは神社の娘で、ある日祖父から四魂の玉をもらいます。しかし、それがきっかけで狙われてしまい、井戸から戦国時代にタイムスリップしてしまいます。かごめはなんとか助かろうと犬夜叉の封印を解き、危機を脱します。ここから2人の旅が始まります。ちなみに犬夜叉にとってかごめは初恋の相手・桔梗の生まれ変わり。この関係性も切ないですよね。2人は四魂の玉を集める旅を続ける中で、奈落を倒すことが大きな目的となります。奈落はとにかく強く、悪く、わかりやすいラスボス的なキャラです。奈落を倒すために、目的を同じとする弥勒、珊瑚も仲間に加わり、犬夜叉一行は旅を続けます。道中、多くの敵を倒していく中で、犬夜叉とかごめの関係性も少しづつ変わってきていました。根は優しい犬夜叉はかごめを守ろうとする姿勢を崩さず、その姿にキュンとした人もいたんじゃないでしょうか?特に終盤は2人の絆が垣間見えるシーンが多くなりました。奈落との戦いでかごめは闇に飲まれてしまいますが、犬夜叉を信じて待つという選択をします。そして、もちろん犬夜叉は助けに現れるのです!奈落を倒し、かごめは現代に帰ってきます。犬夜叉にはもう会えません…。かごめは犬夜叉に会いたい、と願いました。2人は井戸を通じてもう一度再会を果たします。かごめはそのまま犬夜叉と戦国時代に残ることを選んだのでした。すごい選択だと当時びっくりしたことを覚えています。

 

 

第3位.高橋留美子「うる星やつら」

高橋留美子「うる星やつら」がおすすめの理由

ラムちゃんがかわいくて大好きです。リアルタイム世代ではないのですが、有料チャンネルで見てから大好きになりました。諸星あたるの設定が面白くて、この作品の明るさを生み出していると思います。ラムちゃんは有名ですが、もともとはメインキャラではありませんでした。人気が出て今の地位にいる、特殊なキャラなんですよ。本来、あたるが主人公です笑。以降、物語はラムちゃん(自称あたるの妻)とあたるのドタバタラブコメが基本となります。あたるとラムちゃん以外のキャラクターもとても個性的で賑やかな作品となっています。ラブコメの中に時折入るシリアスな話が特によくて、有名なのは鬼ごっこでしょうか?ラムちゃんを連れ去ろうとするルパの巨大キノコにより、地球は危機的状況に!取り除くにはルパの黒豚に食べてもらうしかありません。ラムちゃんとの鬼ごっこに、あたるが勝てば黒豚を貸すというルパ。ラムちゃんはあたるが一言「好きだ」と言えばわざと捕まるといいます。でも、あたるは意地でもいいたくありません。鬼ごっこが始まったが、ラムちゃんにあたるは勝てません…。最後は「今際の際にいってやる!」とあたる流にプロポーズらしく決め、地球の危機も2人の仲も守られるのでした。

 

 

第2位.高橋留美子「らんま1/2」

高橋留美子「らんま1/2」がおすすめの理由

主人公は高校生の早乙女乱馬(男)。乱馬は父と格闘修行で中国を訪れた際、娘溺泉に落ちてしまい、水に濡れると女になりお湯をかぶると男に戻る変身体質を得てしまいます。(父はこの時、熊猫溺泉に落ちて水に濡れるとパンダになる変身体質を得ている。)中国から帰ってくると、乱馬は天堂家に許婚として連れていかれてしまい、天堂家の三姉妹から相手を選ぶように言われてしまいます。乱馬が半分女の子であることを知った天堂三姉妹は、男嫌いである三女のあかねがピッタリだと決めつけ、あかねに乱馬を押し付けてしまいます。一方、あかねも乱馬を変態呼ばわりするため、乱馬はあかねが気に入りません。2人の恋の進展と高橋留美子作品らしい魅力的なキャラクターが織りなすドタバタラブコメが始まっていきます。最終回で、完全に男に戻るための戦いに乱馬は挑んでいきます。しかし、その戦いに巻き込まれて人形にされてしまったあかね…。乱馬はあかねを救うために死闘を繰り広げ、あかねの元にたどり着きますがあかねは口を開きませんでした。乱馬は溢れる想いを口にします。実はあかねは人形から戻ってすぐに口がきけなかっただけで意識はしっかりしていました。乱馬の想いをしっかり受け取ったあかねはついに婚約することにOKするのでした。さわやかなラストでとても良かったと思います!

 

 

第1位.高橋留美子「境界のRINNE」

高橋留美子「境界のRINNE」がおすすめの理由

高橋留美子作品らしい作品です。ギャグと時折入るシリアスと、青春感満載の恋愛と。主人公は死神稼業を営む六道りんね。あまりの貧乏さで高校の制服が買えず、中学のジャージを着ているという異色の設定。ヒロインはりんねのクラスメイトの間宮桜。冷静沈着で天然な性格。今までのヒロイン(あかねやかごめ)のような騒いだり暴力的な一面がないタイプ。子供の頃、神隠しにあって以来、霊が見えるようになってしまったという設定。その力のおかげで、りんねが黄泉の羽織(普通の人間には見えなくなる)を着ていても見えてしまい、りんねとの接点ができるようになりました。りんねはイケメンなのにおかれた境遇(貧乏)の為に、恋愛に対しては奥手。でも桜のことはかなり気にしており、桜もりんねの世話をやいているうちにいつしか惹かれるようになっていきます。私が好きなエピソードは、りんねが桜に旅行をプレゼントするところです。思ったようなプランじゃなかったことに落ち込むりんねに対し、桜は楽しかったことを伝えます。りんねの喜びようが可愛くて、このあたりから2人は本当にいい感じになっていったなーと思います。りんねは浄霊試験に無事合格し、昇給により貧乏脱出。2人は幸せに仲良く過ごしていくのでした。穏やかなラストが心地よかったです。

 

 

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